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XML top >>XML詳細仕様 データの構造

データの構造 (Structure of data)

 XMLのデータの構造は、ツリー構造である必要があります。(ツリー構造については前章[XMLコードにするデータ]を参照して下さい。)ツリー構造の根になる要素を[文章要素]と呼びます。

 文章要素のない以下のようなXMLファイルはエラーとなります。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="yes" ?>
<Friend>Jonny B</Friend>
<tel>03-xxxx-xxxx</tel>

 ある要素の下の要素を[子]、ないし、[子ノード]と呼び、ある要素の上のノードを[親]、ないし、[親ノード]と呼びます。また、文章要素のことを[ルートノード]とも呼びます。

 格要素は入れ子状態になってはいけません。
入れ子状態とは、ある要素の開始タグと終了タグの間に他の開始タグのみある場合を指します。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="yes" ?>
<parent>

  <boy>
  <girl>

  </boy>
  </girl>

</parent>

 上の例では、boy要素とgirl要素が入れ子になっていますので、この文章は誤りです。正しくは以下のようになります。

<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS" standalone="yes" ?>
<parent>

  <boy>
  </boy>

  <girl>
  </girl>

</parent>

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