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XML top >>XML詳細仕様 XMLの構成

XMLの構成

 XMLの構成は、大きく以下の2つのタイプに分かれます。
  1. 妥当なXML(Valid XML)
  2. 整形式XML(WellFormed XML)
 「妥当なXML」と呼ばれるXML形式は、[XML宣言]、[DTD]、および、「XMLインスタンス」の3つの構成から形成されます。

[妥当なXML イメージ]
XML宣言 <?xml version="1.0" ?>
DTD <!DOCTYPE XXX [
  <!ELEMENT XXX (AAA)>
  <!ELEMENT AAA (#PCDATA)>
]>
XMLインスタンス <XXX>
 <AAA>データ</AAA>
</XXX>

 XML宣言とは、このファイルがXMLであることを示すものであり、XML文書では必ず先頭に記述します。
 DTDは、そのXMLインスタンスがどのような構成をしているかを示すものです。(DTDについては次の章以降で詳しく説明します。)
 XMLインスタンスは、XMLデータそのものを示します。

 整形式XMLは、妥当なXMLからDTDを除いたものを指します。つまり、[XML宣言]と[XMLインスタンス]から構成されます。

[整形式XML イメージ]
XML宣言 <?xml version="1.0" ?>
XMLインスタンス <XXX>
 <AAA>データ</aAA>
</XXX>

 妥当なXMLの場合、DTDがあるのでXMLファイルを処理するプログラムがXMLインスタンスに間違いがないかチェックすることができます。

 XMLには、DTDがあるほうが望ましいのですが、なくても間違いではありません。

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