XML top >>XML詳細仕様 XMLの構成 
■XMLの構成
 XMLの構成は、大きく以下の2つのタイプに分かれます。
 
- 妥当なXML(Valid XML)
 
- 整形式XML(WellFormed XML)
 
 
 「妥当なXML」と呼ばれるXML形式は、[ XML宣言]、[ DTD]、および、「XMLインスタンス」の3つの構成から形成されます。
 
  
    
[妥当なXML イメージ]
| XML宣言 | 
<?xml version="1.0" ?> | 
 
| DTD | 
<!DOCTYPE XXX [   <!ELEMENT XXX (AAA)>   <!ELEMENT AAA (#PCDATA)> ]> | 
 
| XMLインスタンス | 
<XXX> 
 <AAA>データ</AAA> 
</XXX> | 
 
 
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 XML宣言とは、このファイルがXMLであることを示すものであり、XML文書では必ず先頭に記述します。 
 DTDは、そのXMLインスタンスがどのような構成をしているかを示すものです。(DTDについては次の章以降で詳しく説明します。) 
 XMLインスタンスは、XMLデータそのものを示します。 
 
 整形式XMLは、妥当なXMLからDTDを除いたものを指します。つまり、[XML宣言]と[XMLインスタンス]から構成されます。 
 
 
  
    
[整形式XML イメージ]
  
    | XML宣言 | 
    <?xml version="1.0" ?> | 
   
  
    | XMLインスタンス | 
    <XXX> 
       <AAA>データ</aAA> 
      </XXX> | 
   
 
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 妥当なXMLの場合、DTDがあるのでXMLファイルを処理するプログラムがXMLインスタンスに間違いがないかチェックすることができます。
 
 XMLには、DTDがあるほうが望ましいのですが、なくても間違いではありません。
  
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