WWW INFOMATION | |||||||||||||||||||||||||||||
XML top >>DTD仕様詳細 エンティティ宣言
■エンティティ宣言 (Entity Declaration)
エンティティ宣言とは、エンティティ参照を自分で定義できるようにするものです。
例えば、XML文章中に"世界のなんでも大全"という言葉が何度も出てくるとします。この場合、毎回書くのは手間なので"世界のなんでも大全"を文書中では、"Sekai"とだけ書くことにし、XMLを使用する場合は、プログラムが"Sekai"を"世界の何でも大全"に変換することとします。 エンティティ宣言は、内部エンティティと外部エンティティの2種類あります。 ・内部エンティティ
文字列で置換を行う場合の記述方法です。
エンティティ参照は以下の形式で記述します。
エンティティを使用する場合は、以下の形式で記述します。
以下使用例です。
<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE A [ <!ELEMENT A(B)*> <!ELEMENT B (#PCDATA)> <!ATTLIST B Title CDATA #REQUIRED> <!ENTETY Sekei "世界の何でも大全"> > <A> <B Title="&Sekai;">&Sekei;は世界の様々なものを扱っています。</B>
</A> ・外部エンティティ
外部エンティティは、XML形式の外部のファイルの内容を丸ごと参照する方法です。
エンティティ参照は以下の形式で記述します。
ファイル名はURLでも構いません。また、外部エンティティの参照先が、広く知られたファイルである場合、以下の形式を使用することもできます。
公開識別子とは、以下の形式をしています。
ISO登録機関であれば、先頭が「+//」、ISO登録機関以外は「-//」になります。 エンティティを使用する場合は、以下の形式で記述します。
以下使用例です。
<?xml version="1.0" ?>
<!DOCTYPE A [ > <!ELEMENT A (B)* > <!ELEMENT B (#PCDATA) > <!ENTITY Data1 SYSTEM "data1.xml"> <!ENTITY Data2 SYSTEM "data2.xml"> ]> <A> &Data1; &Data2; </A> ・data1.xmlの内容
<B>いろりろ書いてある。</B>
<B>いっぱい書いてある。</B> ・data2.xmlの内容
<B>何か書いてある</B>
<B>様々に書いてある</B> ブラウザで表示した場合、使用例は以下のように表示されます。
<A>
<B>いろりろ書いてある。</B> <B>いっぱい書いてある。</B> <B>何か書いてある</B> <B>様々に書いてある</B> </A> |
|
||||||||||||||||||||||||||||