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XML Schemaの書き方と型

XML Schemaは、XML文書ですので、XML宣言とXMLインスタンスから成ります。
また、そのルート要素は"schema"で、名前空間として"http://www.w3.org/2001/xmlSchema"を指定しなくてはいけません。

<?xml version="1.0" ?>

<xsd:schema xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/xmlSchema">

<!-- この中に文書型を定義します。 -->

</xsd:schema>

 ※名前空間プリフィックスは、"xsd"もしくは"xs"を使うのが一般的です。

 XML Schemaの定義方法は、まず、データ型の定義を行い、そのデータ型を使用する要素や、属性に設定します。データ型の定義とは、"10文字までの文字列"とか"1から4までの数値"などの範囲の定義、および、含まれる要素や構成の定義をいいます。

 データ型は、組み込み型単純型(SympleType)混合型(ComplexType)に分けられます。

簡単な説明
組み込み型 あらかじめ決められた型を指します。
SympleType ユーザが定義する要素や属性を持たない型を指します。単純な”<a>XXXX</A>”というような場合に、XXXを定義する型です。
ComplexType ユーザが定義する要素や属性を持つ型を指します。

 また、要素や属性の定義仕様は以下の通りです。

・要素の定義

<xsd:element name="要素の名前" type="型"/>

 属性の意味はわかると思いますので割愛します。


・属性の定義
<xsd:attribute name="属性の名前" type="型" use="必須、任意など"
default="デフォルト" fixed="固定値"/>

 use、default、fixed属性の説明は以下の通りです。

属性 簡単な説明
use 属性が必須であるかなどを定義する。
optional、prohibited、requiredのいずれかを定義する。意味は右から、任意、禁止、必須。
禁止は”この属性を定義してはいけない”ということ。
default この属性が指定されなかった場合に使用される値を定義する。
fixed この属性に必ず設定しなくてはいけない値を定義する。

 (属性はこれで全てではありません。主要なもののみ掲載しています。)

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